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Valid for Sitecore 6.2
セキュリティ リファレンス

この文書では、Sitecore Web サイトに関連するセキュリティ インフラストラクチャのデザイン、実装、およびメンテナンスを行う際に CMS 管理者が知っておくべき概念について説明します。特に、ビジネス ニーズへの対応に必要なセキュリティ構造のデザインと実装に欠かせない機能と柔軟性をユーザーに提供するために Sitecore に用意されている、コンストラクトと定義機能を取り上げます。

この文書では、ドメイン、ユーザー、ロール、およびアクセス権という形でセキュリティを制御する方法を構造化する、Sitecore の構成要素について説明します。セキュリティの割り当てと制御を設定するシステム要素の目的と構造について説明します。ドメインや、ドメイン内のロールを設定する方法も紹介します。また、ユーザーとロールを構造化する方法と、セキュリティを個々のアイテムやフィールドに割り当てる方法も説明します。全範囲のセキュリティを一度に管理するセキュリティ プリセットの使用目的を定義します。この文書では、事前にインストールされているセキュリティ モデルのコンポーネント、セキュリティ インフラストラクチャの各部分を構成するデフォルト要素などについても説明します。

<関連ドキュメント>

CMS のロー レベルのセキュリティとカスタム プロバイダー

 

Sitecore CMS 6 のセキュリティ モデルは ASP.NET のセキュリティ プロバイダー モデルをベースにしており、ASP.NET の⻑所をすべて継承しています。このマニュアルでは、セキュリティ プロバイダーのデフォルト設定、およびカスタム プロバイダーを作成して Sitecore CMS のセキュリティに統合する方法について説明します。


このマニュアルは、ASP.NET 2.0 のプロバイダー モデルの基本概念を理解している読者を対象にしています。
このマニュアルには次の章があります。
• セキュリティのデフォルト設定
• 複数プロバイダーの設定
• カスタム プロバイダーの設定